ヒューリック(株)は30日、2013年12月期第1四半期の連結決算を発表した。
当期(13年1月1日~3月31日)の売上高は160億1,000万円、営業利益は67億2,200万円、経常利益は63億3,200万円、四半期純利益は48億3,000万円であった。12年7月1日付で昭栄(株)と旧ヒューリック(株)が合併したため、前年同期増減記載はなし。
主力の不動産事業においては、「ヒューリックレジデンス西大井」が竣工したほか、11物件の建て替え計画が順調に進行。また、新たな収益源として展開を図っているPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業においても、東京都台東区主催の「旧福井中学校跡地活用事業」(東京都台東区)の取り組みである「ヒューリック浅草ビル」が竣工するなど、いずれの事業も順調に進行した結果、営業収益134億4,100万円、営業利益は74億9,100万円を計上した。
保険事業については、既存損保代理店の営業権取得を重点戦略とし、法人取引を中心に拡充した結果、営業収益は7億1,800万円、営業利益は2億3,000万円となった。
通期では連結売上高1,000億円、営業利益265億円、経常利益225億円、当期純利益115億円を見込む。