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住宅不動産事業、粗利益率向上で増益確保/LIXILグループ13年3月期決算

 (株)LIXILグループは2013年3月期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~13年3月31日)の連結経営成績は、売上高1兆4,363億9,500万円(前期比11.2%増)、営業利益504億8,500万円(同181.8%増)、経常利益530億6,300万円(同229.1%増)、当期純利益213億4,700万円(前年同期:純利益18億6,800万円)。前期に新規連結となった子会社が寄与したことや、同じく前期に子会社統合やタイ洪水影響による一時的な営業費用増加などがあったこと、その他為替差益の計上、特別利益としてタイ洪水被害に係る受取保険金があったことなどから、大幅な増収増益達成となった。

 住宅不動産他事業では、住宅ソリューションでの競合環境激化やフランチャイズでの収益構造見直しなどの影響により売上高は592億7,200万円(同3.4%減)とふるわなかったが、粗利益率の改善等を進めた結果、営業利益は49億4,700万円(同16.1%増)と伸長した。

 次期は売上高1兆5,700万円、営業利益700億円、経常利益700億円、純利益390億円を見込む。


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