ミサワホーム(株)は10日、2013年3月期決算を発表した。
当期(12年4月1日~13年3月31日)の連結売上高は3,946億9,600万円(前期比4.3%増)、営業利益124億3,200万円(同3.8%増)、経常利益120億2,900万円(同10.4%増)、当期純利益99億2,000万円(同43.4%増)。
主力の戸建住宅事業では、プライバシーや防犯に配慮しながら明るさと開放感を演出した都市部向け商品「GENIUS UD」や、二世帯・三世代同居を提案した「GENIUS UD 二世帯」等10商品を発売。また、07年より販売を開始した「SMART STYLE」シリーズは、カスタマイズできる点などが評価され、12年9月に累積販売実績1万棟を達成した。注文住宅の売上戸数は6,527戸(同2.6%増)、売上高は1,839億円(同2.4%増)となり、増収増益に寄与した。
戸建分譲事業では、地方自治体等と協力し、まち全体のCO2排出量の大幅削減やエネルギーの最適化を図るスマートタウンづくりを推進。売上計上戸数729戸(同10.0%増)、売上高256億円(同16.9%減)となった。
次期については、連結売上高4,250億円、営業利益142億円、経常利益140億円、当期純利益110億円を見込む。