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新規会員制リゾートの通期稼働などで増収増益確保/リゾートトラスト13年3月期決算

 リゾートトラスト(株)は13日、2013年3月期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~13年3月31日)の連結売上高は1,053億1,100万円(前期比5.4%増)、営業利益120億5,400万円(同21.9%増)、経常利益129億7,600万円(同37.4%増)、当期純利益71億2,700万円(同31.6%増)と増収増益。滋賀県のゴルフ場に係る減損損失約16億円を特別損失計上、法人税調整額約6億円の計上で純利益が約10億円影響を受けた。

 主力の会員権事業は、ホテル会員権の販売量が減ったものの、新規会員制リゾートホテルの通期稼働、営業費用の減少で売上高284億1,800万円(同2.7%減)、営業利益は41億5,000万円(同7.2%増)の減収増益。

 ホテルレストラン等事業は、震災でクローズしていた施設の通期稼働し収益寄与したが、既存施設のリニューアル費用が増加し、売上高547億6,500万円(同4.9%増)、営業利益48億2,600万円(同1.6%減)と増収減益となった。

 次期は、連結売上高1,085億円、営業利益130億円、経常利益141億円、当期純利益76億円を見込んでいる。


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