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東急沿線の住宅地・中古マンション価格、ともに上昇基調/東急リバブル調査

 東急リバブル(株)は14日、第4回「東急沿線」定点観測データ(2012年10月~13年3月)調査結果を公表した。東急沿線の標準的な住宅地33地点、中古マンション34地点の価格推移を半期ごとにまとめているもの。12年4~9月比を前期比、11年10月~12年3月比を前年比として算出した。

 住宅地価格は、前期比0.6%増(前回0.5%増)、前年比1.1%増(同0.4%減)とともに上昇。低金利や住宅ローン減税等の施策等による住宅需要に加え、政権の経済政策への期待からくるマインドの改善が追い風となったことが回復の要因。地域別変動率では、東京都区部が前期比0.5%増・前年比0.9%増、横浜市が前期比0.7%増・前年比1.2%増、川崎市が前期比1.3%増・前年比2.4%増。

 一方、中古マンション価格も、平均で前期比0.4%増(同0.2%増)、前年比0.6%増(同0.5%減)と上昇。住宅地価格と同様、低金利や住宅ローン減税等の施策等、経済政策への期待からくるマインド改善が、不動産需要を刺激した。地域別変動率では、東京都区部が前期比0.4%増・前年比0.4%増、横浜市が前期比0.3%増・前年比0.5%増、川崎市が前期比1.0%増・前年比1.8%増。


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