国土交通省は10日、2013年3月および2012年度の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の受注高は、5兆8,770億円(前年同月比9.8%増)と13ヵ月連続で増加。また、元請受注高4兆4,347億円(同6.3%増)、下請受注高は1兆4,423億円(同22.1%増)もそれぞれ13ヵ月連続で増加した。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆5,569億円(同3.5%増)と2ヵ月連続の増加、民間等からの受注高は、2兆8,778億円(同8.0%増)と12ヵ月連続で増加した。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、1兆4,685億円(同2.2%増)と2ヵ月連続の増加。このうち、国の機関からは6,780億円(同14.1%減)と先月の増加から再び減少し、地方の機関からは7,905億円(同22.0%)と3ヵ月ぶりに増加した。
また、12年度の受注高は、48兆4,111億円(前年比17.4%増)。元請受注高は34兆1,126億円(同15.2%増)、下請受注高は14兆2,984億円(同23.1%増)だった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は10兆5,636億円(同11.6%増)、民間等からの受注高は、23兆5,490億円(同16.9%増)となった。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、10兆1,472億円(同11.8%増)。このうち、国の機関からは3兆6,404億円(同14.2%増)、地方の機関からは6兆5,068億円(同10.6%増)となった。