(株)フージャースホールディングスは17日、2013年3月期決算を発表した。
当期(12年4月1日~13年3月1日)の連結経営成績は、売上高329億5,500万円(前期比56.6%増)、営業利益62億8,200万円(同21.2%増)、経常利益60億1,500万円増(同27.9%増)、純利益55億7,300万円(同3.9%増)で、5期ぶりに最高益を更新した。
主力の不動産販売事業では、マンション「グランセレッソ横濱戸塚」や戸建分譲「デュオアベニュー千葉登戸」など、計900戸(同340戸増)の引き渡しを実施。また2物件の保有地売却があったことから、売上高320億2,200万円(同58.0%増)、営業利益61億4,600万円(同21.2%増)を達成した。
不動産管理事業では、新規分譲物件の管理業務を受託したことで、順調に管理戸数を伸ばし、売上高9億3,200万円(同19.0%増)、営業利益1億3,000万円(同22.9%)を計上した。
説明会で同社代表取締役社長の廣岡哲也氏は「売り上げが好調だったことに加え、目標にしていた自己資本比率40%超え、D/Eレシオ1倍以下の目標も達成するなど、財務状況の改善も果たせた。次期については自社分譲物件1,100戸を予定しているところ、当期末時点で535戸(48.6%)が契約済みとなっていることから、目標達成は確実」と語った。
次期は、売上高370億円、営業利益69億円、経常利益65億円、純利益37億5,000万円を見込んでいる。