住友林業(株)は17日、子会社でリフォーム専門会社の住友林業ホームテック(株)と、木質系住宅関連部材および住宅設備機器の製造販売会社の住友林業クレスト(株)と共に、18日よりリニューアルオープンするグループショールーム「新宿ショールーム」(東京都新宿区)の報道陣向け内覧会を開催した。
同ショールームは、グループのシナジーによる新たな顧客の来場誘引を積極的に測るため、住友林業クレストのショールームを、住友林業ホームテックと住友林業クレスト、2社のグループショールームとして一新したもの。東京メトロ丸の内線「西新宿」駅徒歩5分、都営大江戸線「都庁前」駅徒歩8分。総面積410平方メートル。
住友林業ホームテックは、同ショールームの顧客向け名称を「リフォレスト新宿 ショールーム」とし、新たにテクノロジーコーナーを設置。同社のオリジナル耐震技術「スミリンREP工法」の各種模型や、オリジナルエネルギー吸収ダンパーなどを展示。また、昭和40年代の住宅の玄関部分を改修したビフォー、アフターの実例模型を設置するなど、リフォーム事例を分かりやすく提案する。
また、住友林業クレストの展示ブースには、6月1日より新発売になる木質住宅関連部材「BeRiche(ベリッシュ)」を展示。自然素材である木の心地よさと、美しさを最大限生かした挽き板フローリングや、6つのインテリアスタイルをベースとしたドアや収納部材など、色柄も合わせて用意。家具や照明などフローリングと合わせたモデルプランを展示、インテリアコーディネートを提案していく。販売エリアは全国、年間の販売目標は120億円。
内覧会で住友林業ホームテック・執行役員技術開発部長兼旧家再生研究所長の大澤康人氏は、「当社の技術や実物の模型を展示したショールームは、今回が初。住宅関連部材も展示することで、グループの技術力と品質の高さをお客さまに体感してもらい、両社の商品の販売強化に努めていきたい」などと述べた。