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空白エリアを中心に加盟店獲得に注力/エースホーム

「今年は勝負の年となる」と述べる同社代表取締役代表の押谷敏樹氏
全店大会の様子

 住宅FCを展開するエースホーム(株)は21日、東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート(千葉県浦安市)で「2013年度エースホーム全店大会」を開催した。

 大会の挨拶に立った同社代表取締役社長の押谷敏樹氏は、「昨年の政権交代以降、景気が大きく動き住宅業界は好調であると言われている。その要因としては、ローン金利が史上最低水準であることや、消費増税の駆け込み需要などが挙げられる。今年は勝負の年となる。大きな基盤の年となるよう取り組んでいきたいと思う」と語った。

 また、同日開催された記者懇談会において12年度の業績、13度の課題と取り組みについて押谷氏が発表。12年度は売上高13億300万円(前期比2.0%増)であった。加盟店数は、加盟店候補先の経営者に直接届けるDM作戦や、初期投資を少なくしたトライアル加盟制度が奏功し、18店舗の新規加盟店を獲得した。14年度末までに80店舗体制を確立するために引き続き加盟店開発を最重要課題とし、現在加盟店がない空白エリアを中心にDM送付やセミナー開催等によって、全国展開を推し進める方針。また、ブランディング構築の一環として、ホームページやFacebook等を活用し、分かりやすい情報提供をしていくことや加盟店の地域や規模などに合わせたサポート体制の構築にも取り組む。

 押谷氏は「加盟店から高評価を得られるようなことにコツコツと取り組み、本部は面倒見がよいと言われることを引き続き目指していく」などと述べた。

 なお13年度は、売上高16億2,200万円(同24.5%増)、新規加盟店66店舗(12年度:54店舗)を予定している。


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