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ベターライフリフォーム協議会が発足。初年度入会500社を目指す

「初年度会員は500社を目指していく」と話す(一社)ベターライフリフォーム協議会会長の神﨑茂治氏

 建材・住宅設備メーカー、住宅資材流通事業者、エネルギー供給事業者、住宅リフォーム関連団体22法人が発起人となる(一社)ベターライフリフォーム協議会が、22日に発足した。

 同協議会は、住宅リフォーム市場の過半を占めている住宅部品、設備の維持修繕など、内装工事の担い手である地域のリフォーム事業者の信頼性、提案力、技術力の向上と、住まい手に対するリフォームに関する適切な情報の提供により暮らしの向上を図ること等を目的に発足したもの。単体の企業や団体ではなく、住宅業界関連企業が協同して取り組むことによるスケールメリットを発揮し、健全なリフォーム市場の発展を目指していく。

 今後、地域のリフォーム事業者を中心に入会社を募っていく。入会条件として(一財)ベターリビング実施のリフォーム業務品質審査を必須事項とし、その結果を登録公表する。会員に対しては、リフォーム工事瑕疵保険を安価にパックで提供するサービスや、ショップ会員の社員をアドバイザーとして養成する制度、トラブル未然防止のため、分かりやすい見積書作成の講習会などを行なっていく。

 24日会見した同協議会会長の神﨑茂治氏(一社)リビングアメニティ協会副会長)は「信頼できる事業者がどこにいるか顧客に分かりやすく公表し、市場の活性化を図っていく。初年度会員500社、3年後に3,000社を目指していく」などと述べた。


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