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戸建賃貸ネットワーク、商品改定とコスト見直しで受注拡大目指す/ハイアス・アンド・カンパニー

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は29日、(株)安成工務店(山口県下関市、代表取締役:安成信次氏)と提携し、全国展開する戸建賃貸ネットワーク「ウィルススタイル」の主力商品、「ユニキューブ」のリニューアルを行なう。

 同商品は、セルロースファイバー断熱材を標準採用とすることで周辺の賃料相場よりも2~3割高い家賃設定を可能とした戸建賃貸。今回のリニューアルでは、市場拡大による競合を視野に入れ、商品力のさらなる向上を図るべくユニットバス、トイレなど設備の変更や仕様変更を行なった。

 また、部材調達方向を変更、ウェブを介しメーカーに直接部材の受発注が可能な同社独自のシステムを導入。供給部材の品質・コストの両面からの見直しを図る。

 同社は、相続税課税強化を背景に貸家市場が活発化しているとし、今回の商品改定とコストの見直しにより、受注拡大につなげていく方針。


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