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福岡・旧貝島炭鉱跡地で総出力19.5MWのメガソーラー着工/大和ハウス工業

メガソーラー完成イメージ
事業スキーム

 大和ハウス工業(株)と大和エネルギー(株)は31日、福岡県宮若市の旧貝島炭鉱跡地(約30万平方メートル)に、最大規模の総出力19.5MW(メガワット)のメガソーラー(大規模太陽光発電所1~3号)を建設し、2013年10月より発電電力を九州電力へ売電すると発表した。

 三菱UFJリース(株)が土地所有者から事業用地を賃借し、大和ハウス工業は、三菱UFJリースよりメガソーラーの建設工事を請け負う。竣工後、大和エネルギーが、三菱UFJリースよりメガソーラーを賃借し、発電した全電力を九州電力に売電するとともに、メガソーラーの運営・管理を行なうという事業スキーム。建設から運営管理まで大和ハウスグループが行なうことで、再生可能エネルギー事業のワンストップサービスを強化する。
 年間予定発電電力量は約2,000万kWh(約4,224世帯分の電力量に相当)。年間予定売電売り上げは約8億円。竣工は2号・3号が13年10月、1号が14年3月を予定。

 同社グループでは、再生可能エネルギー事業について、創業以来培ってきた技術力を活かし、15年度までに計100MWの再生可能エネルギーによる発電事業に取り組む予定。


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