セキスイハイム東北（株）はこのほど、東北エリアオリジナルの分譲住宅ブランド「クレスバローレホームタウン」を立ち上げ、その第1弾「クレスバローレホームタウン沖野の杜」（仙台市若林区、計8棟）を8日より販売する。
同社では、東日本大震災以来、被災した顧客への対応や一般の顧客への住宅供給に注力しており、建築条件付き宅地販売を中心とした分譲事業を展開してきた。「クレスバローレホームタウン」は、住宅復興への取り組みから生まれた被災地オリジナルのブランドで、復興支援の一環として、コストパフォーマンスの高い家づくり・まちづくりを進める目的で展開するもの。
「クレスバローレホームタウン沖野の杜」は、仙台バイパスに隣接し、JR「仙台」駅から5.4km、仙台市営バス「東北電力南営業所」バス停徒歩5分という交通利便性に優れた立地。周囲には保育所や小中学校があり、子育てに適した環境。
“つながる”“つづく”を基本コンセプトにまちづくりを展開。木質系ツーバイフォーユニットを採用することで、耐震性能に優れた構造躯体とし、建物内部の建材や建具の地震対策も強化。また、子供がのびのび育つ住性能とするため、東北地域の気候風土に対応する高断熱・高気密仕様とし、空調負荷や温度差等を少なくしている。
その他、「構造」「防水」について20年の瑕疵保証を採用し、5年ごとに無償で定期診断を行なう60年長期サポートシステムを用意。また、玄関先などの植栽により、住人同士のコミュニケーションを促す「コミュニティグリーン」を提案する。
土地面積は約165～183平方メートル。建物面積は約101～111平方メートル。販売価格は3,590万～3,920万円（税込み）で、建物完成から入居は13年12月末～14年2月末を予定している。