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「マンション改修施工管理技術者」の認知度高める/MKSが総会

「MKSの会員であるということがメリットとなるよう、差別化を図っていきたい」と話す坂倉会長
講演会の様子

 (一社)マンション計画修繕施工協会(MKS)は4日、大手町サンケイプラザ(東京都千代田区)にて第5回定時総会を開催した。
 
 総会では、2013年度事業計画、収支予算、役員の改選などを承認。今年度は協会認定資格である「マンション改修施工管理技術者」の認知度向上や、マンション計画修繕工事における技術者配置の金額要件の緩和等の要望などを事業計画の中核とし、建築・塗装・防水・給排水、電気等それぞれの専門会員間および賛助会員のコラボレーションシステムを構築すること等を目指して活動していく。

 また、役員の改選では中野谷昌司氏が事務局長および常務理事に。早坂榮二氏(TOHO(株))が理事、金子信次郎氏(積水工業(株))が監事に新任した。 

 会長の坂倉 徹氏は「設立から5年が経過し、活動の基礎づくりはできたように思う。マンションの計画修繕は一般の人からは理解し難い分野かもしれないが、これから先は時代に即応した形で運営していく必要がある。特に管理組合のニーズに合った活動をしていくべきであり、より一層の発展に努めていきたい」等と話した。

 その後、設立5周年記念事業として防災・危機管理アドバイザーの山村武彦氏による「管理組合へ防災対策提案」と題した記念講演が行なわれた。


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