(公財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける2013年5月の首都圏市場動向を発表した。
同月の中古マンション成約件数は3,076件(前年同月比30.7%増)と、前年同月比が3割を超える大幅増。プラスは9ヵ月連続。都県別では、東京都が1,530件(同41.0%増)、埼玉県が395件(同21.9%増)、千葉県が368件(同19.5%増)、神奈川県が783件(同23.1%増)と、東京都は4割、他3県でも2割前後の増加となった。
成約単価も、1平方メートル当たり40万1,100円(同6.6%上昇、前月比1.9%上昇)、平均価格は2,572万円(同5.0%上昇、同0.6%上昇)とともに2ヵ月ぶりに上昇。新規登録件数は、1万2,658件(同14.8%減)と6ヵ月連続の前年割れ、4ヵ月連続の2ケタ減。在庫件数は、3万8,541件(同15.1%減)と4ヵ月連続の前年割れとなり、2ヵ月連続の2ケタ減となった。
一方、中古戸建住宅の成約件数は1,021件(同12.9%増)と、5ヵ月連続で前年同月比を上回り、増加率は2ケタ台で推移。成約平均価格は2,808万円(同2.4%下落)と2ヵ月ぶりに下落し、再び2,000万円台となった。