(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターは11日、2012年度末時点の「住宅相談と紛争処理の状況 CHORD REPORT 2013」を発表した。
同センターが行なっている電話相談「住まいるダイヤル」で新規に受け付けた相談件数は、2万584件(前年度比0.5%増)。内訳は「新築等住宅に関する相談」が1万3,266件(同3%減)、「リフォームに関する相談」が7,318件(同8%増)。
全国52のすべての弁護士会で実施している弁護士と建築士による専門家相談(対面相談)の12年度の実施件数は1,117 件(同23%増)。うちリフォームに関する相談が全体の約半分を占めた。同相談を開始した10年度以降、この傾向は変わらず。
また、リフォーム見積チェックサービスは535件(同33%増)で、うち9割が「単価や合計金額が適正か」についての相談であった。住宅紛争処理の受付件数は128件(同34%増)で、保険付き住宅が99件と約4分の3を占めた。