(公社)日本不動産鑑定士協会連合会は14日、八芳園(東京都港区)で第49回総会を開催。12年度事業報告および決算の承認、13年度事業計画および予算の報告などを行なった。
13年度事業計画では、(1)不動産鑑定士に対する研修事業、(2)不動産鑑定評価に関する国際会議の開催・協力に関する事業、(3)不動産鑑定評価に関する理論および実務の調査研究事業などを掲げた。中でも国際会議として、10月18日には同連合会初となる日中韓鑑定評価協力会議の開催を予定している。
また、3月に行なわれた役員選挙結果についても報告し、緒方瑞穂会長の((株)緒方不動産鑑定事務所)の再任など新役員就任を発表した。
総会後開催された懇親会で挨拶した緒方会長は「今後も就任時の志をもって、基本理念である鑑定評価の品質向上、自律機能の強化、地域社会への貢献を、当連合会の“3本の矢”ととらえ、2年前に発表した不動産鑑定業将来ビジョンとともに推進していく。また、倫理性を高め、不動産鑑定業を情報産業へと発展させていきたい」などと述べた。