(株)リロ・ホールディング傘下の(株)リロケーション・ジャパンは、業界初となる賃貸仲介業に特化した教育研修プログラム「リロマナー」を、24日から開始する。
キャビン・アテンダント経験者等によるサービス・マナー教育を専門とする(株)バイナリー・エステート・サービス(東京都目黒区、代表取締役社長:古田理恵氏)と共同で提供するもの。古田氏は、8年間のCA勤務の後、マナー研修等を手掛け、実際に不動産賃貸管理会社に勤務。1年弱でトップセールスに上り詰めた経験を持つ。その経験を生かし、単なるマナー研修ではなく、顧客やオーナー、同業とのコミュニケーションに主軸を置いたマナー研修を行なうのが特長。
「マナーは営業ツールという考えで、いかにして成果に結び付けていくかを考えていく。実際に、研修を行なう会社から問題点をヒアリングし、問題点を洗い出し、BtoCだけでなく、BtoBのロールプレイ等を参加者同士で繰り返し、問題点を指摘し合うなどしてスキルを上げていく」(古田氏)。
基本講習費は、受講者15~20名目安で31万5,000円(別途教材費、交通費)。同社運営の不動産仲介ネットワーク「リロネット」会員は23万1,000円。「初年度は、リロネット会員対象に実施し、2年目を目途に会員外にも開放する。3年後の年間研修会数500回、売上高1億2,000万円を目指していく」(リロケーション・ジャパン代表取締役社長:栗山直能氏)。