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競争力強化へ。日比谷ダイビルを大幅リニューアル/ダイビル

リニューアル後のエントランスイメージ。白と黒の花崗岩を使用し、日比谷ダイビルの重厚で洗練された趣を残しつつ、イメージを刷新するという

 ダイビル(株)は18日、日比谷ダイビル(東京都千代田区)をリニューアルすると発表した。

 同社は新中期経営計画「“Design 100”プロジェクト Phase‐I」を進めており、その中で保有アセットの競争力強化のため、今年度より5年間にわたり5棟100億円規模の投資を予定している。今回のリニューアルはその第1弾。

 日比谷ダイビルは、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上21階地下3階塔屋1階建て。1927年に日比谷大阪ビルヂングとして誕生以来、89年の建て替えを経て現在に至る。
 リニューアル工事の主な内容は、電気・空調系の更新を主としたビル設備機能の改善、エントランス並びにトイレをはじめとした共用部アメニティの刷新など。また、東日本大震災以降、ニーズの高まりを見せるBCP関連として、48時間対応可能な非常用発電機を設置する。これは停電時でも防災設備が稼動し、テナント専用部においても一定の電力を供給可能とするもの。併せてエレベーターの長周期地震動対策も実施する。

 工事期間は2013年6月~16年6月。


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