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会員数拡大で、サ付住制度のさらなる普及促進を/高齢者住宅推進機構が総会

「現在の正会員61社、情報会員15社から、さらなる会員数の拡大を目指していく」などと挨拶した代表理事の樋口武男氏

 (一社)高齢者住宅推進機構は21日、東海大学校友会館(東京都千代田区)で13年度定時総会を開催。12年度事業報告・決算および13年度事業計画・収支予算等を報告した。

 13年度事業計画では、(1)各研究委員会による調査研究、情報交換、(2)専門家を交えディスカッションする戦略セミナーの開催、(3)成果報告等のシンポジウム開催、(4)ホームページ等による情報提供および周知活動、交流会の開催、(5)補助制度、税制、金融支援等に関する提言、の5つを掲げた。

 総会の冒頭に挨拶した代表理事の樋口武男氏(大和ハウス工業(株)代表取締役会長)は、「『サービス付き高齢者向け住宅』制度が一本化されて約2年。まだまだ施設は不足している。高齢化がさらに進むことを見据え、国、企業が一丸となって諸問題を含め対策を考えていくべき。当機構も、会員数の拡大を目指す」などと述べた。


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