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月島駅直結のタワーマンション、29日より販売開始/三井不動産レジ、野村不動産

「キャピタルゲートプレイス」外観完成予想CG
駅直結概念図
リラクゼーションルーム「Umizuki 海月」完成予想CG

 三井不動産レジデンシャル(株)と野村不動産(株)は、29日より「キャピタルゲートプレイス」(東京都中央区、総戸数702戸)の第1期販売を開始する。

 東京メトロ有楽町線、都営大江戸線「月島」駅に、敷地内エレベーターとステーションコリドーで直結する至便な立地。四方道路の5,687.12平方メートルの敷地に、地上53階建て、約187m、総戸数624戸の制震構造タワーマンション〈ザ・タワー〉と、地上11階建て、総戸数78戸の〈ザ・レジデンス〉、住宅共用部を集積させた〈ザ・コモン〉、商業店舗や医療機関、保育施設などが入居予定の〈ザ・モール〉などを複合開発する。

 〈ザ・コモン〉には多彩な共用施設を集約。パーティルームとリラクゼーションルーム(ゲストルーム)をフレキシブルに組み合わせて利用可能とするなど新しい共用空間提案を行なうほか、24時間利用のウェルネススタジオやDVDや音楽鑑賞が楽しめるサウンドシアタールームなども用意する。

 また防災対策として、約72時間稼働する非常用発電機や約10kWの太陽光発電設備+蓄電池を導入すると共に、各階に3日分の水や食料を格納する防災倉庫を設置。さらに、都市計画で定められる公共空間としての機能が求められる2号施設〈オープンスペース〉として、災害時には一時避難場所としても機能する予定で、災害時に地域の防災活動のための備品(マンホールトイレなど)を格納する約200平方メートルの地域防災倉庫も設置する。

 なお高い断熱性、省エネ性などを実現しており、東京都マンション環境性能表示で、全項目最高評価のオール三つ星を取得している。

 25日に開催したプレス説明会で、三井不動産レジデンシャル都市開発一部長の山田貴夫氏は「登録受付開始を前に、資料請求約9,000件、モデルルームへの来場約2,500組と反響は上々。銀座から約1.5km圏内であること、月島エリアでのタワーマンションが約10年ぶりの供給となること、商住一体型であることなどが支持され、大きな手応えを感じている」などと話した。

 第1期販売は6月29日~7月7日で、総販売戸数495戸のうち322戸を販売。専有面積は40.23~113.28平方メートル、販売価格は3,750万~1億6,930万円で、最多販売価格帯は4,200万円台と7,800万円台。
 竣工は〈ザ・タワー〉が2015年7月中旬、〈ザ・レジデンス〉が13年8月下旬、入居時期は〈ザ・タワー〉が15年9月下旬、〈ザ・レジデンス〉が13年10月下旬の予定。


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