(株)LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーは27日、「消費税増税前の住まいに関する調査」の結果を発表した。
同調査は、消費税増税を前に、住まいの建て替えや買い替え、リフォームの計画等について、既婚女性7,500名に調査を実施したもの。
自宅の建て替え(新築)・買い替え(購入)・リフォームの計画について、消費税増税を前に「すでに具体的に相談・打ち合わせ・工事を進めている」との回答は4.7%、「建て替え・買い替え・リフォームを考えている」は9.1%となった。
これを現在の住まいの形態別でみると、「具体的に進めている」については、「アパート」(6.0%)、「マンション(賃貸)」(5.0%)が多数を占めた。一方、「考えている」人では「マンション(賃貸)」(10.5%)、「マンション(持家)」(9.6%)、「一戸建て(持家)」(9.0%)が上位であった。
築年数別にみると、一戸建て居住者では、築20年から30年未満において「具体的に進めている」(6.2%)「考えている」(13.7%)が多く、マンション(持家)でも同築年数において「具体的に進めている」(6.9%)、「考えている」(14.7%)の占める割合が高い結果に。
建て替え(新築)・買い替え(購入)・リフォームで気になることについては、「消費税増税前と後でどちらが得なのか」(39.2%)、「住宅ローンの金利が今後どのようになるのか」(38.1%)、「景気はこのまま上向くのか(給料はあがるのか)」(37.2%)が上位を占め、特に「現在考えている」と回答した人については、「消費税増税前と後でどちらがお得なのか?」が47.7%と、過半数が不安を持っていることが分かった。