三井ホーム(株)は3日記者懇親会を開き、新たに社長に就任した市川俊英氏らが、今後の方針等について語った。
冒頭挨拶した市川社長は、「3月まで三井不動産(株)常務取締役として、東京ミッドタウン事業や、リゾートホテルの開発、賃貸事業に携わってきた。住宅事業の経験はないが、スピード感を持って舵取りを行なっていきたい。アベノミクスによってデフレ脱却の好循環になることが期待されており、顧客のマインドも上向いてきている。消費税増税後の駆け込み需要の反動減が、今年度最大の課題であり、顧客の動向を注意して見守っていきたい」などと述べた。
続けて、「当社は、来年創立40周年を迎える。これまでも、デザイン性について高い評価をいただいている。また、柏の葉キャンパスに竣工した最新の環境・エネルギー技術を搭載した『次世代スマート2×4』や、リフォームの積極推進なども、確実に成果をあげてきている。輝かしい40周年を迎えられるよう、全社一丸となって事業に取り組んでいきたい」などと抱負を語った。