積水化学工業(株)住宅カンパニーの調査機関である(株)住環境研究所は3日、「同居・二世帯の住まいづくりと家計」調査結果を発表した。1993~2012年に注文建築した戸建住宅に住む同居・二世帯家族を対象にインターネット調査を実施。有効回答数は1,351。
「住まい計画時」に新居での家計負担について家族で話し合って決めた同居・二世帯の暮らし満足度は89%(満足20%、まあ満足47%、まあ満足に近い22%)に達した。「同居開始時に話をして決めた」(83%)、「計画時、同居開始時に話なし」(81%)と比べて満足度が高く、同居・二世帯の住まいづくりにおいて負担の方法を考慮しておくことが重要であることが分かった。
食費と電気代の負担方法では、親子分担している割合が、電気代42%に対し食費70%と、食費を分担している割合のほうが高かった。食費と電気代を合わせた負担方法では、「食費も電気代も親子分担している」割合が4割を占めた。また、家計負担の方法別の満足度では、食費だけではなく「食費も電気代も分担している」ほうが満足度はアップ。「食費も電気代も子世帯負担」となる場合は、不満が高くなっていた。
調査結果の詳細は、ホームページを参照。