(株)ヤマダ・エスバイエルホームは11日、2014年2月期第1四半期決算を発表した。
当期(13年3月1日~14年5月31日)は、売上高98億300万円(前年同期比28.1%増)、営業損失5億5,200万円(前年同期:営業損失8億4,100万円)、経常損失5億6,600万円(同:経常損失8億3,000万円)、当期純損失5億9,900万円(同:当期純損失8億5,100万円)となった。
同社グループは、資本提携先である(株)ヤマダ電機との連携を一層強化するため、3月1日より経営陣を一新し、6月1日付けで社名を変更した。営業体制を見直し、企画・管理力のレベルアップを図ったほか、技術部門の統合によりスマートハウス事業の強化を図った。また、ヤマダ電機とコラボレーションしたPR活動を実施した。
セグメント別では、主力の住宅事業は、高い技術力を生かした商品を展開。中高級商品のほか、コストパフォーマンスの高い新商品を発表し、一次取得者層の獲得に注力した。その結果、売上高は82億1,300万円(前年同期比32.1%増)、営業損失2億4,800万円(前年同期:営業損失5億5,800万円)となった。
リフォーム事業は、オーナー向け受注活動とヤマダ電機店舗内に設置した「トータルスマニティライフコーナー」を経由した営業活動を展開した結果、売上高は14億6,500万円(前年同期比11.1%増)。他社物件比率上昇により原価率が上昇したため、営業損失は7,000万円(前年同期:営業損失3,500万円)となった。
通期は売上高560億円、営業利益11億9,500万円、経常利益11億2,000万円、当期純利益10億1,000万円を見込む。