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13年上半期の近畿圏マンション供給、前年比プラスの1万1,300戸に/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は16日、2013年上半期(1~6月)および6月度の「近畿圏のマンション市場動向」を発表した。

 同期のマンション発売戸数は1万1,318戸(前年同期比9.5%増)と前年比プラスに。地域別では大阪市4,492戸(同22.8%増)、大阪府下2,838戸(同10.8%減)、神戸市1,194戸(同3.0%増)、兵庫県下1,278戸(同28.2%増)、京都市832戸(23.6%増)、京都府下148戸 (同11.9%減)、奈良県312戸(同24.8%増)、滋賀県212戸(同5.5%増)、和歌山県12戸(同72.7%減)。

 1戸当たりの平均価格は3,532万円(同1.8%増)、平方メートル単価は50万5,000円(同4.1%増)といずれも上昇した。また、同期の平均月間契約数は80.4%(同4.5ポイントアップ)と上昇し、継続販売戸数は1,745戸(同857戸減)の減少となった。12年下半期の発売戸数は、約1万3,700戸を見込んでいる。

 6月の新規販売戸数は2,417戸(前年同月比15.3%増)。月間契約率は80.7%(同0.9ポイントダウン)。1戸当たりの平均価格は3,551万円(同1.3%減)と2ヵ月ぶりの下落。1平方メートル当たりの単価は54万2,000円(同8.8%増)と3ヵ月連続の上昇となった。

 7月の発売戸数は1,900戸程度の見込み。


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