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東京・調布で都公社団地の建て替えマンション発売/旭化成不動産レジデンス

「アトラス調布」外観イメージ

 旭化成不動産レジデンス(株)はこのほど、分譲マンション「アトラス調布」(東京都調布市、総戸数331戸)のモデルルームをオープンした。

 同物件は、昭和46年に東京都住宅供給公社が分譲した、地上5階建て5棟の団地「調布富士見町住宅」(総戸数176戸)を、総戸数331戸(非分譲住宅105戸)の分譲マンションに建て替えるもの。最寄りは、京王線・相模原線「調布」駅徒歩14分。敷地面積は約1万2,000平方メートル。鉄筋コンクリート造地上6階地下1階建て(N棟)、地上8階地下1階建て(S棟)の2棟からなる。

 敷地の約4分の1を緑地とし、真南向き住戸を中心に、各住戸を前後にずらして並べる雁行型住棟設計を採用。3方向に窓を設け、風や光を豊かに取り込める開放感にあふれた住戸を多数用意した。雁行型住棟のシルエットの美しさを生かすために、駐車場はすべて地下に設置。雨に濡れない駐車場の使いやすさやセキュリティ面での安全性を同時に実現した。

 また、戸建住宅「へーベルハウス」が子育て期家族のコミュニケーションを深める設計手法として提案している「+NEST(プラスネスト)空間」を採用した。販売戸数と販売価格は未定。販売開始は2013年9月を予定している。


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