不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

長野県警のアドバイスを受けた「防犯モデルハウス」をオープン/セキスイハイム信越

鉄骨系住宅「ハイムbj」(左)と木質系住宅「グランツーユー・フラッチェ」(右)

 セキスイハイム信越(株)は20日、飯田展示場「防犯モデルハウス」(長野県飯田市)をオープンした。

 同社は12年7月に長野県警察本部と「安全・安心な社会づくりに関する協定」を締結。防犯配慮住宅について研究・開発を進めており、その成果となるもの。

 同展示場は、鉄骨系住宅「ハイムbj」と木質系住宅「グランツーユー・フラッチェ」の2棟で構成。いずれも「侵入されにくい住宅設備機器」「狙われにくい住宅環境」に配慮した最新の防犯配慮を体感できるほか、防犯設備の専門家「防犯設備士」によるアドバイスも受けることが可能。

 「侵入させない」ためのアイテムとしては、ピッキング・こじ開け・サムターン回しなどに強いドアやディンプルキーのほか、ガラス破りを防ぐ「防犯合わせガラス」も導入。建物周りには、外から見えやすい高さ1.2m以下のフェンスや、足音が大きくなる防犯砂利も設置するなどさまざまな防犯対策を施した。

 「万が一の対応」に役立つアイテムとしては、365日24時間対応の「ホームセキュリティ・システム」をグランツーユー・フラッチェ棟へ、スマートフォンやパソコンに対応した「セルフセキュリティ・システム」をハイムbj棟へ採用している。

 同展示場の所在地は、長野県飯田市鼎名古熊610-1。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら