(株)オウチーノは22日、「住居内の『虫トラブル』実態調査」の結果を発表した。首都圏で暮らす20~69歳の男女563名を対象にインターネットでアンケートを実施したもの。
住居形態別にここ1年間の「ゴキブリ」「蚊」「蜘蛛」の平均遭遇回数を聞くと、「ゴキブリ」は1戸建てが平均4.89回、集合住宅が3.08回。「蚊」は一戸建て13.58回、集合住宅11.53回、「蜘蛛」は一戸建て7.96回、集合住宅6.33回と、一戸建てのほうが若干遭遇回数が多かった。
一方、集合住宅の階数別に平均遭遇回数をみると、「ゴキブリ」が1~2階3.39回、3~5階3.61回、6~10階が1.28回、11階以上が0.07回となり、5階までは僅差であるのに対し、6階以上から遭遇回数が大きく下がり、11階以上になるとほぼ皆無に近いという結果が出た。「蜘蛛」の場合も、11階以上になると大きく遭遇回数が減っていた。同社は、「虫の種類で差があるが、総じて11階以上の高層階に住むことで、ほとんどの虫トラブルは回避できる」としている。
また、住居の築年数(5年単位)別では、「ゴキブリ」「蚊」ともに築年数が増すほど遭遇回数が増えるという傾向が見られた。