日本土地建物(株)は26日、所有する物流施設「DRE小牧センター」(愛知県小牧市)が、日本政策投資銀行によるDBJ Green Building認証(ロジスティクス版)「Gold2013」(2号棟)と「Silver2013」(3号棟)を取得したと発表。
同認証は、2011年4月に創設された制度で、ビルの環境、防災、防犯および社会的要請、時代の要請に応えた不動産を選定、認証するもの。12年8月に物流施設を対象とする「ロジスティクス版」が創設された。
同社は、同認証をこれまでオフィス版で、「有明セントラルタワー」「日土地虎ノ門ビル」「日土地山下町ビル」「仙台ファーストタワー」「京橋イーストビル」「日土地京都四条通ビル」の合計6棟で取得。ロジスティクス版での取得は、今回が初めてとなる。
大規模太陽光発電パネルを設置することで93.5万kWh(一般家庭約270世帯分)の電気をまかなうことが可能な点、2号棟については構内LED照明の採用も併せて行なうなど、省エネルギーに関する多様な取り組みを行なっている点などが評価された。
同施設は、敷地面積4万8,288.68平方メートル、延床面積2万7,272.86平方メートル、地上4階建て。08年に竣工。