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横浜市内の長期優良住宅一戸建てで「CASBEE」を標準化/ナイス

横浜市建築物環境性能表示(ラベル)の例

 ナイス(株)は29日、今後、横浜市内で建築する新築戸建住宅「パワーホーム」の全棟において、横浜市建築物環境配慮制度「CASBEE横浜[戸建]」を標準化していくと発表した。「パワーホーム」は、長期優良住宅の認定基準を超える基本性能を備え、高品質・低価格を実現した同社オリジナルの戸建てブランド。

 CASBEE横浜は、同市内で建築される一戸建住宅を対象に、「地域温暖化対策」「健康・安心への配慮」「長寿命化対策」「まちなみ・景観への配慮」の4つを重点項目として位置付け、それぞれへの取り組みを5点満点で表示。建築物の環境性能を5段階(星の数)で評価するシステム。

 同社は、2012年10月に分譲した住宅で、同制度初となる届出を実施、5段階の建築物環境効率ランキングでSランク(☆☆☆☆☆、素晴らしい)を獲得している。今回、届け出を行なった「パワーホーム北寺尾1丁目」1号棟・2号棟(横浜市鶴見区)は、Aランク(☆☆☆☆、大変良い)の評価を得た。
 
 今後、パワーホームでは、全棟がAランクまたはSランクの評価となる環境性能を目指していく。


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