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「自分にとってマイホームは買い時」、3年ぶりに3割超/ハイアス・アンド・カンパニー調査

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は29日、「住宅購入に関するアンケート調査2013」の結果を発表した。同社運営の複数のサイト上で、7月19~22日の期間、20歳以上の男女にアンケートを実施。1,452人から回答を得た。

 「“一般的に”住宅の買い時かと思うか」の問いには、「買い時だと思う」が54.5%(12年調査比8.7ポイントアップ)と大幅上昇。半数を超える結果となった。その理由としては、「今後、消費増税となる可能性があるから」が63.1%でトップ。2位は「住宅ローンの金利が上昇傾向にあるため」の39.4%だが、1位と2位で23.7ポイントの差が開く結果となった。

 一方、「“自分にとっては”買い時だと思うか」については、35.7%が「買い時だと思う」(同6.7ポイントアップ)と回答。3年ぶりに3割を超えた。「住宅ローンの金利が上昇傾向にあるため」(40.8%)、「住宅ローン減税などの税制が有利と感じるから」(34.0%)、「景気回復が期待できるから」(30.5%)が上位を占めた。

 また、「将来的にはマイホームを購入したいか」の問いには、「購入したい」が64.0%(同11.2ポイントアップ)となった。

 同社は、「昨年と比較すると、消費者はマイホーム購入に対してポジティブな傾向を見せ始めており、アベノミクスが感覚的に影響を及ぼしているのではないか」と分析している。


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