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環境配慮機器の搭載比率上がり、1棟当たり単価が上昇/住友林業14年3月期第1四半期決算

 住友林業(株)は30日、2014年3月期第1四半期決算を発表した

 当期(13年4月1日~6月30日)の連結売上高は1,750億2,200万円(前年同期比7.8%増)、営業損失54億1,300万円(前年同期:営業損失49億8,600万円)、経常損失46億5,900万円(同:38億300万円)、当期純損失29億5,700万円(同:27億6,600万円)。

 木材建材事業では、国内の建材製造事業での商品強化、海外流通事業では海外建材製造子会社との連携を深め、グループ会社製品の拡販に注力するなどし、売上高1,071億700万円(前年同期比12.6%)、経常利益13億4,800万円(同65.4%)を計上した。

 戸建注文住宅事業で太陽光発電システム等の環境配慮機器の搭載比率の上昇、「ビッグフレーム工法」の採用商品増などで1棟当たりの完工単価は上昇したものの、完工引渡棟数は減少。売上高は前年同期を下回った。ストック住宅事業は、リフォーム事業で首都圏を中心に人員を拡充し、営業力を強化。売上高は前年同期を上回った。住宅事業全体では売上高636億8,300万円(同0.5%減)、経常損失56億4,500万円(同年同期:計上損失45億1,300万)となった。

 なお、通期については、連結売上高9,000億円、営業利益275億円、経常利益280億円、当期純利益160億円を見込んでいる。


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