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日本の物流不動産に投資する第3弾ファンド組成。408億円の資金を調達済み/ラサール インベストメント

 ラサール インベストメント マネージメント インク(アメリカイリノイ州、最高経営責任者・ジェフ・ジェイコブソン氏)はこのほど、日本の物流施設に投資する「ジャパン・ロジスティクス・ファンドIII」(以下、JLF III)が、408億円のエクイティを集め、資金調達を完了したと発表した。

 これまで同社では、2004年に「ジャパン・ロジスティクス・ファンドI」、07年に「ジャパン・ロジスティクス・ファンドII」を組成しており、今回が第3弾の組成。

 JLF IIIを通じて、同社ではすでに神奈川県の厚木や橋本にある物流施設への投資を進めており、同社では首都圏や大阪都市圏の近代的物流施設を中心に、今後2~3年間で800億~1,000億円の物流不動産を開発・取得していく。

 同社の日本法人であるラサール不動産投資顧問(株)の代表取締役兼CEOの中嶋康雄氏は、「物流のメインマーケットを中心に投資しているが、今後はセカンダリーマーケットも含めて投資していく意向。コアの物流投資も含めて積極的に投資していきたい」と語った。


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