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柏の葉スマートシティでデジタルサイネージによる情報発信開始/三井不動産他

目的と設置環境に合わせた3種類のデジタルサイネージを計4台設置
サイネージの設置場所と種類

 柏市、柏の葉アーバンデザインセンター、三井不動産(株)、ストリートメディア(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、日本マイクロソフト(株)の6者は、柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)に、マイクロソフトの最新組み込み型OS「Windows Embedded 8」を搭載した日本初のデジタルサイネージシステム「柏の葉キャンパス駅前デジタルサイネージ」の設置を完了。1日より、まちのエネルギーや防災、生活に関する情報発信の本格運用を開始した。

 サイネージは、「柏の葉キャンパス」駅周辺に4台設置。稼動状況や操作性を約4ヵ月間検証した結果、情報処理・発信の有効性が確認されたため、本格運用の開始に至ったもの。

 まちづくりに関わる各団体が個別に情報発信していたホームページと機能連携し、日々の更新情報をデジタルサイネージ用のコンテンツとして、リアルタイムに表示する。これにより、行政機関等のニュースや交通情報、地域のエネルギー需給状況、まちづくり計画、イベント予定など、まちの最新情報を市民や来街者に一元的に発信していく。また災害発生時には、緊急放送を発信する情報基盤としても活用する。

 今後は、スマートフォンをかざすだけで必要な地域情報が入手できるサービスの実現など、生活利便性を高める地域サービスの創出を推進していく。


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