(株)レオパレス21は2日、2014年3月期第1四半期決算を発表した。
今期(13年4月1日~6月30日)の連結経営成績は、売上高1,148億7,600万円(前年同期比7.9%増)、営業利益20億900万円(前年同期:営業損失14億2,100万円)、経常利益15億4,100万円(同:経常損失36億8,300万円)、純利益13億7,100万円(同:純損失40億900万円)と増収増益を達成。第1四半期としては07年6月期以来の黒字化を達成した。
主力の賃貸事業では、「お部屋カスタマイズ」のバリエーションの充実や、セキュリティシステム設置済みアパート拡大などにより、売上高961億4,200万円(前年同期比0.0%増)、営業利益26億8,000万円(同190.6%増)を計上した。なお期中平均入居率は83.56%(同1.34ポイント増)。
建築請負事業では、高入居率が見込めるエリアに絞り込んでの受注活動を継続すると共に、太陽光発電システムの設置工事や介護・商業施設などのアパート以外の建築請負を推進。売上高138億7,400万円(同134.8%増)、営業利益8,900万円(前年同期:営業損失15億5,100万円)であった。なお当第1四半期連結累計機関の総受注高は240億6,200万円(前年同期比52.8%増)、当第1四半期末の受注残高は500億6,900万円。
通期は売上高4,674億円、営業利益141億円、経常利益122億円、純利益110億円を見込んでいる。