(株)長谷工コーポレーションは8日、2014年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~6月30日)の連結売上高は1,229億3,500万円(前年同期比11.1%増)、営業利益37億6,100万円(同22.4%増)、経常利益31億7,600万円(同33.6%増)、当期純利益22億4,000万円(同62.0%増)。競合激化、労務不足による建築費の上昇はあったものの、建築受注を目的とした不動産の取引高が増加したことで増収増益。
主力の設計施工関連事業では、分譲マンション11件、複合施設1件を竣工・引き渡し。売上高755億円(同11.2%増)と増収となったが、完成工事総利益率の低下などの影響で営業利益は35億円(同7.0%減)にとどまった。
不動産関連事業では、購入者マインドの改善で、契約戸数・引渡戸数友に増加。売上高241億円(同30.6%増)、営業利益13億円(前年同期:営業損失1億円)と黒転した。
なお通期では、連結売上高5,750億円、営業利益270億円、経常利益230億円、当期純利益150億円を見込んでいる。