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iPadアプリを活用した“多世帯の住まい方”提案手法を開発/積水ハウス

オリジナルiPadアプリ「iPlanning note」イメージ

 積水ハウス(株)は9日、多世帯同居の検討者向けに、新しいライフスタイルの提案を行なう手法「カゾク・ト・カゾク」を開発したと発表した。

 オリジナルiPadアプリや実例集を活用してリアルな生活感に迫り、理想とする生活シーンや家族の距離感を整理。多世帯の住まい方における共有・分離を、暮らしのシーンから導き出すもの。

 「親世帯+子世帯」といった古典的な住まい方だけではなく、女系同居や祖父母による育児同居など多種多様な同居スタイルも増えてきていることから、より自分のライフスタイルに近い生活感を把握できるよう、さまざまな実例集を用意した。

 また、iPadアプリではまず家族構成を整理するためにキャラクターを選択し、暮らしのシーンや空間の共有・分離について「いつも」「ときどき」「思い思い」に整理。これらの情報から、家族の距離感を把握する独自の指標「重なり度」を導き出し、各家庭にマッチする暮らし方を導き出す仕組み。

 さらに、導き出した「重なり度」を基準に、多世帯向けのプランアイデアをまとめた「アイデアプラン集」と、建築実績から築き上げた他世帯同居の設計アイデア集「GOOD IDEA 30」を活用することで、各家庭に合った同居スタイルの個別設計を実現する。


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