住友不動産(株)は、大規模タワーマンション「グランドミレーニア」(東京都豊島区、総戸数412戸)の販売を、8月下旬から開始する。
同物件は、JR線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ3路線が乗り入れる「池袋」駅徒歩6分の社宅跡地に建設される、地上31階建てのタワーマンション。池袋駅周辺の繁華性、首都圏屈指のターミナルの交通利便性がウリ。
建設地は、池袋駅周辺の商業エリアと目白エリアの低層住宅地が接するエリアで、建ぺい率80%、容積率500%以上が確保できることから、総合設計制度を用いず、敷地周辺を2mのフェンスで取り囲んだ。また、エントランスゲート、風除室、エレベータなど6段階のセキュリティも設けるなど、セキュリティとプライバシーに配慮したのが特長。
建物は、前田建設工業(株)施工の免震工法を採用。全住戸6m以上のワイドスパンで、開口部の柱を室外に出すアウトフレーム工法により、天井高とほぼ同じ高さのパノラマウィンドウとすっきりとした室内を実現する。住戸は、1LDK~3LDK、専有面積43~82平方メートル。水回り位置変更も含め、間取りやインテリアカラーを無償で変更できるカスタムオーダーも導入する。
販売価格、販売戸数は未定だが、坪単価は300万円を超える見込み。事前反響は、約1,500件。モデルルームが設けられる総合マンションギャラリー池袋館にも、7月に入ってから700組の問い合わせがあった。反響の中心は、地元豊島区とその周辺区域居住の40代サラリーマンで、DINKSやプレファミリー層の反響も多いという。