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12年度プレハブ住宅販売戸数、前年度比微増の14万1,778戸/プレハブ建築協会調査

 (社)プレハブ建築協会はこのほど、2012年度「プレハブ住宅販売戸数実績及び生産能力調査報告」を発表した。会員各社を対象に、上期と下期に分けて調査しているもの。今年度は、99社(上期49社、下期50社)が対象。

 同年度に販売されたプレハブ住宅の販売戸数は14万1,778戸(前年度比5.5%増)と増加したものの、全着工新設住宅に占めるプレハブ住宅の割合は15.9%(同0.1ポイントダウン)とわずかに下降した。

 構造別では、木質系住宅が1万7,578戸(前年度比25.6%増)と3期連続の増加。鉄鋼系住宅は11万8,101戸(同1.7%増)と2期連続の微増。コンクリート系住宅は6,099戸(同1.7%増)で、5期連続の1万戸割れだが、前年度比では大きく増加した。

 階層・建て方別販売戸数は、一戸建住宅が6万6,465戸(同4.1%増)と、3期連続6万台を維持。低層共同建住宅は、4万5,476戸(同1.1%減)、中高層共同建住宅は2万9,837戸(同21.6%増)と3期連続の減少から増加に転じた。

 都道府県別の販売戸数は、東京が3期連続の1万戸台に。その他、1万戸を超えた都道府県は前年度と同じく神奈川県、埼玉県、愛知県となった。


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