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分譲マンション販売が好調、増収増益達成/穴吹興産13年6月期決算

 穴吹興産(株)は9日、2013年6月期決算を発表した。

 当期(12年7月1日~13年6月30日)は連結売上高660億1,000万円(前期比21.3%増)、営業利益52億5,700万円(同63.7%増)、経常利益46億5,100万円(同70.8%増)、当期純利益22億9,300万円(同100.9%増)。

 主力の不動産関連事業において、今後の消費税率アップ後の需要減少に備え、分譲マンションのマーケティング力および販売力強化により早期完売に注力。また将来性の高いシニア関連事業等への投資を積極的に行ない、事業拡大とスピードアップを図った結果、増収増益を達成した。

 不動産関連事業では、主力の新築分譲マンションの販売が好調に推移。太陽光発電設備をリース契約で分譲マンションに導入する「創エネリース」や、分譲マンションの住宅設備機器の最大10年間の延長保証サービス「のびた君」の提供を始めるなど、顧客ニーズに応える商品の導入を実施。これらの結果、分譲マンションの販売は契約戸数が過去最高の2,544戸(前期比0.6%増)、売上戸数が1,891戸(同14.2%増)となった。また、翌期以降の売上計上予定マンションのうち、契約済み戸数は2,568戸(前年同期:1,915戸)と過去最高を記録。売上高513億8,500万円(同22.1%増)、営業利益49億6,800万円(同67.6%増)を計上した。

 次期については、売上高705億円、営業利益51億5,000万円、経常利益46億6,000万円、当期純利益23億5,000万円を見込んでいる。


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