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社宅稼働件数増加で増収に/日本社宅サービス13年6月期決算

 日本社宅サービス(株)は13日、2013年6月期決算を発表した。

 当期(12年7月1日~13年6月30日)は連結売上高61億4,600万円(前年同期比0.0%)、営業利益4億4,000万円(同17.5%減)、経常利益4億6,700万円(同12.7%減)、当期純利益2億1,100万円(同31.4%減)。

 主力の社宅管理事務代行事業は、価格競争を中心に競合が激しい中、付加価値訴求や周辺サービスでのコスト削減提案である「マーカスさん」、「得々サービス」等の推進により、競争優位な立場を維持。その結果、一部顧客企業の解約の影響があったものの、社宅稼働件数は前期比微増、その他既存の受託収入がおおむね順調に推移し、売上高29億8,700万円(同2.2%増)となった。
 営業利益は、組織強化のための人材採用が十分に確保できなったことなどで、3億3,600万円(同26.3%減)と減益となったが、期首の計画からは大幅に上回る結果となった。

 次期については、連結売上高64億7,100万円、営業利益4億6,000万円、経常利益4億8,000万円、当期純利益2億8,300万円を見込む。


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