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主力の介護付有料老人ホーム事業、高稼働維持し営業利益38%増/メッセージ14年3月期第1四半期決算

 (株)メッセージはこのほど、2014年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~6月30日)は、連結営業収入179億1,100万円(前年同期比10.2%増)、営業利益13億8,800万円(同0.3%減)、経常利益13億7,500万円(同11.7%増)、当期純利益7億7,700万円(同29.2%増)。

 主力のアミーユ事業(介護付有料老人ホーム事業)は、既存施設の稼働率が引き続き良好で、13年6月末時点で95.8%と高い入居率を維持。さらに前期において(株)ジャパンケアサービスより3施設を会社分割によりアミーユ事業に組み入れた結果、営業収入は90億5,300万円(同4.0%増)、セグメント利益は13億8,000万円(同37.9%増)となった。

 Cアミーユ事業(サ付き住宅事業)は、6件の「Cアミーユ」を新たに開設し、開設後1年を経過した既存物件の入居率は、92.7%と高い水準を維持し営業収入が増加。しかし、新規開設関連支出増加で、営業収入は22億3,500万円(同50.5%増)、セグメント損失は4億1,800万円(前年同期:セグメント利益100万円)となった。

 なお通期については、営業収入740億円、営業利益66億円、経常利益61億円、当期純利益30億円を見込んでいる。


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