日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は19日、2013年6月期の決算説明会を開催した。
当期(13年1月1日~6月30日)は、営業収益132億7,800万円(前期比2.4%増)、営業利益63億8,500万円(同5.6%減)、経常利益49億7,500万円(同1.0%減)、当期純利益49億7,400万円(同1.0%減)であった。1口当たり分配金は6,031円(同62円減)で、前期比でマイナスとなるも、期初予想の5,800円を大きく上回った。
当期は「大宮プライムイースト」「新横浜第二センタービル」(持分の追加取得)を新規に取得し、収益底上げに寄与。ポートフォリオ全体の稼働率については、東京周辺部の大型物件においてリーシングが順調に進捗し、期初予想の94.8%を2.1ポイント上回る96.9%となった。
代表取締役社長の大久保 聡氏は、「賃料上昇までには至っていないまでも、市場の回復を実感している。引き続き新規物件の取得や資産の入れ替えについて随時検討していく」と語った。
次期については営業収益134億7,000万円、営業利益62億6,400万円、経常利益47億8,600万円、当期純利益47億8,500万円を見込む。