不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

「頭のよい子が育つ家」対応住宅、東京・吉祥寺で販売開始/兼六ホーム

「兼六パークタウン吉祥寺」に完成した「頭のよい子が育つ家」。24日よりモデルハウスとして一般公開する
本を本棚に整理しておくのではなく、何気なく手にとり読書に親しむことができるための「階段読書」
落書きなどができるスペース「4年2組のうしろの黒板」。素材はガラスでできており、インテリアとしても優れている

 兼六ホーム(株)(東京都武蔵野市、代表取締役:鍵市佳則氏)は24日、戸建分譲住宅「兼六パークタウン吉祥寺」(東京都三鷹市、全8棟)の販売を開始。その1棟を、スペース・オブ・ファイブ(株)(東京都港区、代表取締役:四十万 靖氏)が提唱する「頭のよい子が育つ家」とし、モデルハウスとして公開した。

 「頭のよくなる家」は、四十万社長が首都圏有名私立中学校に合格した子供がいる世帯を対象に、家の間取りや家庭環境などを調査。その結果を基に、家族との触れ合いの中で育みたい能力を「3X」(「express(表現)」「exchange(共有)」「explore(探究)」)と定義。これらを養うための工夫を「3Xメソッド」として提唱したもの。

 同社は、スペース・オブ・ファイブとのライセンス契約により「頭のよくなる家」を取り入れた住宅供給を順次進めていく計画。今回はその第1弾で、都内供給第1号となる。JR中央線「吉祥寺」駅バス15分、バス停より徒歩1分に立地。敷地面積100~104平方メートル、建物面積94~97平方メートル。木造軸組工法で、間取りは3LDK+畳コーナー、4LDK。販売価格は4,889万~5,439万円。

 今回のモデルハウスでは、子供の知的好奇心を伸ばす「階段読書」や、書くという行動を通じて表現力を伸ばす「4年2組うしろの黒板」、日常生活の中でのわくわく感を創出する「床窓」などの設備を採用。母親・子供間の視認性を向上させる間取りの工夫なども導入している。

 今後は顧客の要望に応じ、「頭のよい子が育つ家」への対応をしていく計画。「頭のよい子が育つ家」へのリフォーム受注も、24日より正式スタートする。

 なお、11月には東京都練馬区で、第2弾の分譲を行なう予定。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら