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1口当たり分配金、前期比大幅増の264円/INV13年6月期決算

 インヴィンシブル投資法人(INV)は28日、2013年6月期決算を発表した。

 当期(13年1月1日~6月30日)の運用状況は、営業収益27億6,000万円(前期比11.5%増)、営業利益12億3,100万円(同13.6%増)、経常利益3億3,500万円(同192.4%増)、当期純利益3億3,500万円(同193.5%増)。分配金については1口当たり264円(同147円増)となった。

 当期は物件の取得・譲渡は実施せず、内部成長に注力した結果、ポートフォリオ全体の平均稼働率は95.9%と安定的に推移。特に住居物件において、PM会社および仲介会社への直接営業の強化、原状回復期間管理の徹底等、稼働率向上施策を強化した結果、平均稼働率が前期95.2%から95.6%に改善。結果、増収増益となった。

 期末時点における保有物件数は合計78件、取得価格ベースで771億6,100万円。

 分配金は、当期純利益に加え、10年2月のエルビーシー投資法人との合併により計上した負ののれん発生益に基づく余剰金の一部(2,000万円)を活用。総額3億5,500万円、1口当たり分配金264円を確保した。

 次期は、営業収益27億4,000万円、営業利益11億8,200万円、経常利益2億7,000万円、当期純利益2億7,000万円、1口当たり分配金200円を見込む。


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