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建設工事受注高、4ヵ月連続増/国交省調査

 国土交通省はこのほど、2013年7月分の「建設工事受注動態統計調査報告」(大手50社調査)を発表した。

 同月の受注総額は8,514億円(前年同月比13.7%増)と、4ヵ月連続で増加。国内は、公共工事、民間工事ともに増加し、合計7,509億円(同1.5%増)と、こちらも4ヵ月連続の増加となった。

 民間工事は5,238億円(同1.6%増)と4ヵ月連続の増加。
 発注者別では、サービス業、卸売業、小売業、運輸業,郵便業等が増加し、情報通信業、製造業、不動産業等が減少した。
 工事種類別では、建築、土木ともに増加。医療・福祉施設、店舗、倉庫・流通施設等が増加し、教育・研究・文化施設、住宅、宿泊施設等が減少した。

 公共工事は1,881億円(同4.0%増)と4ヵ月連続の増加。国の機関は前年同月比6.1%減と4ヵ月ぶりの減少、地方の機関は同20.5%増と4ヵ月ぶりに増加した。
 発注者別では、国の機関は、国が減少し、独立行政法人、政府関連企業等が増加。地方の機関は、地方その他が減少し、それ以外が増加した。
 工事種類別では、建築、土木ともに増加した。教育・研究・文化施設、住宅、事務所・庁舎等が増加し、医療・福祉施設、港湾・空港、上・下水道等が減少した。


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