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青森県八戸市で、4施設目のメガソーラー開発/三井不動産

青森県八戸市の太陽光発電所イメージパース

 三井不動産(株)は2日、青森県八戸市で太陽光発電所(メガソーラー)の建設に着工、14年度の稼働を目指し、東北電力に売電する事業を開始すると発表した。山口県山陽小野田市、大分県大分市および北海道苫小牧市に続いて4施設目。

 古河電気工業(株)が保有する不動産の有効活用と、エネルギー・環境問題の解決に積極的な活動を行なっているニーズに対するソリューションとして、土地を賃借し、メガソーラーを建設するもの。

 建設予定地は、青森県南東部に位置し、比較的温和な気候で積雪量が少ないことから、年間を通してメガソーラーを稼働できる見込み。

 同施設では、日本製の太陽電池モジュール・設備を採用し、発電出力は約8MW(メガワット)。年間発電電力量に換算すると約860万kWhとなる見込みで、一般家庭の年間消費電力量約2,300世帯分に相当する。

 なお、すでに着工済みの3施設を合計した発電出力は約62MWとなる予定で、年間発電電力量換算は約6,500万kWh、一般家庭の年間消費電力量約1万8,000世帯分相当になる見込み。


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