国土交通省は4日、2013年4月分の不動産価格指数(住宅)を発表した。年間約30万件の住宅・マンション等の取引価格情報を基に、全国・ブロック別・都市圏別に毎月の不動産価格を指数化したもの。
08年度平均を100とした同月の全国の住宅総合指数は93.7(前年同月比2.0%プラス)。更地・建物付土地は90.8(同2.0%プラス)、マンションは108.0(同1.1%プラス)と、いずれも上昇した。
都市圏別では、南関東圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)の住宅総合指数が96.4(同3.0%プラス)、更地・建物付土地93.9(同4.3%プラス)、マンション104.5(同0.8%マイナス)。名古屋圏(岐阜・愛知・三重)の住宅総合指数が95.5(同5.1%プラス)、更地・建物付土地93.5(同6.0%プラス)、マンション115.1(同1.1%プラス)。京阪神圏(京都・大阪・兵庫)の住宅総当指数が89.3(同4.6%マイナス)、更地・建物付土地85.7(同6.0%マイナス)、マンション109.6(同1.8%プラス)となった。
東日本大震災の被災地である東北地方の住宅総合指数は104.1(同8.0%プラス)、更地・建物付土地102.0(同7.3%プラス)、マンション141.6(同19.4%プラス)。