グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(以下、「GLP」)は4日、神奈川県座間市で、マルチテナント型物流施設「GLP座間」を開発すると発表した。
2011年12月に取得した元自動車工場跡地に建設するもの。西日本とつながる国道246号や東名高速「横浜町田インターチェンジ」にも近く、物流拠点として適した立地。住宅街にも隣接していることから、パートタイム従業員の募集でもメリットがある。
敷地面積6万1,000平方メートル、地上5階建て。延床面積13万平方メートル、賃貸可能面積11万平方メートル。各階に大型車両が直接乗り入れることのできるランプウェイ2基を備える。
8月より既存施設の解体工事を開始しており、15年7月に竣工予定。総開発コストは約209億円を見込んでいる。
なお、今回の開発は、CPPIB(カナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード:カナダ公的年金運用機関)がGLPと立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」の日本における6番目の開発物件となり、これまでの総投資額は796億円となる。